時代の変化に
早く感じるか、ゆっくりに感じるかはありますが、確実に時代は変化し、一人一人の環境も変わります。
そして、法律など人を取り巻く環境も、時代によって変わります。
7月初めに相続に関する法律の改正が成立しました。
『社会の高齢化が更に進展し,相続開始時における配偶者の年齢も相対的に高齢化しているため,その保護の必要性が高まっていました。』ということです。
昨今、相続税の非課税分の変更などもあり、遺言を書かれる方も増えてきていると思います。
「私は、遺言を書いているから、後に残された家族も円満で安心。」と、書かれた際には考えられたと思います。
しかし、社会が変わり、子供の成長などで個人の環境も変わり、おまけに法律まで変わってきます。
なので、書かれた遺言を今の環境で振り返ることも必要ではないかと考えます。
当事務所では、遺言原案作成も業務としておりますが、今後は作成のお手伝いだけではなく、数年ごとに振り返ることでその時々に合った形にするお手伝いをしようと考えています。
もちろん過去にご自分で作られた自筆証書遺言でも、他で作られたものでも結構です。
「残される思い」が、本当に今の環境に合っているのか。
一度振り返りをされませんか。