食品の安全と営業規制の法律改正進行中
本日は昨年6月に決まった食品関連の法律改正について、営業許可に関する状況に関して検討状況を聞いてきました。
ここでも何度か書いたように、HACCPを含む安全面についてはいよいよ来年6月から、そして営業許可の制度変更については再来年6月から予定されており、細かい内容についてはこの10月から11月で決まってきます。
本日聞いてきた「営業許可」は、昭和47年以来の大規模改正であり、事業者の方の負担を緩和しながら食の安全を守るということで、業種間の重複や漏れを無くすような議論がされてきました。
具体的には、これまで「飲食店営業」と「喫茶店営業」は別でしたが、今度は一つになります。 従来許可が必要だった業種の一部が届出制となります。
また、昨今非常に増えている「キッチンカー」に関するものや、農商工・6次化などで販売される農水産業の加工品などについても整理がされるようです。
「食」は、人が生活をしていくうえで、絶対に欠かせないものです。 だからこそ、「事業者の負担を緩和して消費者にきちんと提供できること」と、「消費者の安全、健康を守ること」を両立しなければいけません。
今回の法律改正も、そのためのものであり、そうした視点からこれからも皆さまに情報提供をしていきたいと考えます。