外国人活用にむけて
先週、新たに創設された在留資格「特定技能」の外食業の技能試験結果が発表されました。
4月下旬に東京、大阪で460人が受験して347人が合格、合格率は75.4%でした。
この合格率の数字は、私からすると「高いなぁ。」と。 理由は元々の設定が、「我が国の外食業における実務経験年数の合計が平均2年程度(1~3年程度)の者が、本試験に特化した学習用テキスト等を用いた準備を行わずに受験した場合に5割程度が合格する程度の水準」というもので、テキストの内容もHACCPなどの食品安全から調理技術、おもてなしを含めた接客技術まで日本人でも覚えるのが大変という内容と感じていたからです。
きっと、受験した方は、一生懸命勉強したのだと思います。
このような前向きの外国人の方が従業員になってくれたら、お店も繁盛すると思います。
第二回の試験は札幌から福岡まで地域を広げて、6月下旬に行われます。
「外国人=その国のスペシャリスト」です。 単なる労働者ではなく、インバウンド拡大など商売繁盛に向けた、前向きな外国人活用に取り組まれてはいかがでしょうか。