外食業における特定技能資格試験の概要が公表されました

前回書きました「新たな外国人材受け入れ」の在留資格である特定技能について、外食業の試験の概要が公表されました。

主なポイントは以下です。

・受験資格は、試験日において、満17歳以上であること。

・試験の水準(難易度)は、我が国の外食業における実務経験年数の合計が平均2年程度(1~3年程度)の者が、本試験に特化した学習用テキスト等を用いた準備を行わずに受験した場合に5割程度が合格する程度の水準。

・試験科目は学科試験及び実技試験ともに「飲食物調理」、「接客」及び「店舗管理」の業務が適切に遂行できることを確認するもので、原則として三者択一方式。(実技と言っても、実際何かを行うのではなく、図やイラスト等を用いた状況設定において正しい行動等を判断する判断試験及び所定の計算式を用いて必要となる作業の計画を立案する計画立案試験等により業務上必要となる技能水準を測定する形式。)

合格基準は、学科試験及び実技試験の合計得点の65%以上。

・試験科目は、学科試験、実技試験とも、基本科目である衛生管理が40点満点、配点選択科目である「飲食物調理」及び「接客全般」は受験者が申請時に選択した配点(60点を30点/30点、20点/40点、40点/20点のいずれかを選択)で採点。

 

前回も書きました通り、テキストを見ると各科目とも充実した内容になっており、きちんと学ぶことが必要とです。

皆さまのお店に欠くことのできない外国人従業員の方に、チャレンジできるような環境を提供し、永く活躍してもらうことでお店の繁盛につなげてみてはいかがでしょうか。

 

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