食品衛生法の改正、いよいよ現場に!
昨年6月に公布された「食品衛生法等の一部を改正する法律」は、これまで技術検討会などで議論がされてきましたが、1月に入りいよいよ我々の身近になってきたという動きがありました。
まず技術検討会では、(一社)日本フードサービス協会が作成したチェーン展開をしている(複数店舗を運営している)ところでの手引きに関する案が提示され、議論されました。
同日には、これも消費者に近い業種である「旅館・ホテル」業で「宿泊者に提供する夕食・朝食を対象に」した手引書も提示、議論がされました。
そして、弊所のある豊島区では、「平成31年度 豊島区食品衛生監視指導計画(案)」が出され、そこには明確に立ち入り検査の項目で「実地検査時に、食品衛生法改正により制
度化が予定されているHACCP(ハサップ)に沿った衛生管理についての周知を図ります。」と書かれました。
来年は東京オリンピックを迎えますが、その前に今年秋にはラグビーワールドカップで多くの外国人も来日します。
食の安全のグローバル化への取り組みで始まった安全への取り組み。 いよいよ今年は、現場での取り組みも本格化することになります。