食品衛生管理に関する動き
先週8月24日に「食品衛生管理に関する技術検討会」を傍聴してきました。
6月に公布となった法律の「HACCPに沿った衛生管理の制度化」に関する、現在の状況は次の通りです。
・8月から自治体向け説明会を開始、来年上半期(夏前)に政省令を公布し、2020年上半期に施行。
・食品製造、食品加工事業における、簡易型(HACCPの考え方を取り入れた衛生管理)の対象者は、従業員数で決めるとする案を検討中。
きっかけが、「2019年、2020年に向けて食品安全を『国際基準』にあわせる」ということでしたが、何とかオリンピックまでには施行はされる予定で進んでいるようです。
ただ、オリンピックにいらっしゃるお客様に安心して日本の食を楽しんでいただくには、施行を待っての対応では遅いと思います。
良い思い出を持って帰ってもらい、日本ファンを増やすためには、民間から積極的に前倒しで対応していくことが大事ではないかと考えます。